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□使用機材、ソフトについてつらつらと……。
はい。以前ツイートしたのですが、宅録(自宅で収録すること)環境は人によってまちまち!
では、皆様いったいどのような環境、ソフトの設定で音源を書き出しているのだろう……。気になってしまったら止まらないですね!少なくとも私には止められない!!
ということで、俺が使っている環境をまとめることにしました!!
□機材・編集ソフト
マイク:audio technica AT4040
マイクケーブル:CANARE xlrケーブル マイクケーブル ノイトリックコネクター
ポップガード:Earamble ポップブロッカー
オーディオインターフェース:Roland QUAD-CAPTURE UA-55
収録ソフト:Adobe Audition、Cubase7、Audacity
※主にAuditionを利用しています。セリフごと個別切り出しがある場合Audacity(後述)。音楽関係はCubase7といった具合に使い分けてます。
リフレクションフィルター:Neewer NW-1折り畳み式スタジオ録音用マイク絶縁パネル
以上に加えて、自宅のウォークインクローゼットに遮音シート、吸音材、マットなどを設置して半防音室を作って収録をしてます。


□入力レベル
Roland QUAD-CAPTURE UA-55のコントロールパネルは下の写真。
画像にあるように、音割れなくいい音質を保てる入力レベルの領域は……通常セリフ、ナレーションに関しては22~28。叫びありの場合14~ギリギリ20といったところ。
もちろん「私の環境で」という意味合いで、構築環境によって差異がでるところだと思う。

□整音
ここまでする必要あるのか?
と言われれば、無いのでしょう笑
本来お芝居をする人と編集する人は別なわけですから。
だけれど、あくまで趣味の世界!好きならば、極めてみようホトトギス!!
中には整音されずに公開されてしまう作品もあったりします。何故ってこういう知識って一朝一夕で得られるものではないからです。
皆悩んでます。中には知らない方もいらっしゃって当然です。
だって書いてないんだもん!歌ってみた。ボイスドラマ。YouTuber。方々の動画や音声を観ても聴いても、MIXは誰々~と書かれてるばかり。
MIXや編集に関してググっても出てくるのは断片的な情報で収集するのに時間がかかる。
今まさに必要な書き出し知識って、そういった情報収集の積み重ねと自分の耳を頼りにすることしか出来ないんですよね。
……と、長くなったのでここからは画像でAuditionのお話を。
それ以外の方、参考にならなくてすまねえ!
まあ、Audacityでもリミッターくらいしかかけないし!似たようなもん!

画像の通り。
各ソフト見た目は違いますが、要するにでかい声と小さい声の聴こえの差を埋めちゃう作業です。
リミッターはかけすぎても音がカチカチになってしまって自然な感じが損なわれてしまう。
ご利用は計画的に。

お次はノイズの除去について。
全体的なホワイトノイズのようなものは、動画のようにマスク?をかけるようにして、一定ライン以下の音を排除する除去をしています。
これもかけすぎると、声自体削ってしまうので適量!
最後にピキ音、ペチャ音などの口周りから発せられるノイズの除去です。
音声作品はイヤホン、ヘッドホンで楽しむことも多いと思いますが、まさにそれらのデバイスで視聴していると、たまーに気になります。
とはいえこの辺りになってくると普段の会話の中にも自然と混ざってる雑音だったりするので、セリフであれば酷いノイズでない限り残っていても良いのかなとも思います。
これもAuditionを使っています。


画像のように音声データの詳細をグラフィックで確認するとセリフとは違ったパターンの形が見て取れます。
主に下方向に出ている画像のような線はピキという顔周り、顎辺りですかね……そういった印象のノイズです。
上方向にも似たような線がはいりますが、クチャという音が入っており、鼻濁音などの喉や唇などの音を拾うと上方向にノイズが乗っている印象です。
画像のように範囲指定して音源を修復できます。もっと細かく指定もできます。
□おわりに
簡単ではありますが、こんなところにしておきます。
書き出しに関して、Audacityが便利なのはラベルトラック機能があるからです。
これは、セリフを収録してセリフごとに範囲指定しておき、書き出しの際に範囲ごとに一つずつ書き出してくれるという神機能です!
詳しくはコチラのサイトに載っておりますので、どうぞ!!
私も参考にさせて頂きました。
さて、いかがだったでしょうか。
部屋選びも収録の為の環境づくりとして選んでます。正直客観的にみて気持ち悪いと思います笑
逆に言うと、ここまでの環境を作ってしまうと、ほぼストレスフリーで自宅収録に臨めますよ!
実際に商業のナレーションやキャラクターものにも宅録で出演させて頂いてます。
もしも、何かの参考になれば幸いです。
また気が向いたらお遊び程度に何か書くかもしれません。
楽しんでお芝居!宅録しようぜえ!!!!!
須田一輝
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